9月舞台vol.1

9／13ソレイユダンススタジオ研究発表会が無事終了しました。
1月の神戸文化ホール、2月の岡山コンペティションもありましたが、ほとんどの生徒は久しぶりの舞台です。
（もしかして昨年の@阪急百貨店クリスマスイベント以来？）

サポートするママ達の心配をよそに、生徒達はそれぞれ晴れがましい顔つきで舞台を終えました。
〈いつも自慢の生徒達ですが〉
今回は緊張もしたし、慌てたけれど、本番で答えを出しました。
それぞれの大正解を。

ベビー科は2月くらいから自粛期間中もずっと楽しく取り組んできた作品。
かなり賢いベビーリーナ達で、これまでの景色を思い返すと物語の1章分進んだ成長ぷりでした。一生懸命がレオタードを着た子達です。

このベビー科達はじめ、お稽古が充分だった生徒は手応えのある意味のあるステージでした。
努力できる才能に、楽しめる才能。
向き合ったからこそ、同じくらい悔しさも残り次への宿題になっていくことを実感出来た子達が確実にいました。


舞台があると過ごした時間の中で、私はつい熱くなりがちで皆んなをスッキリ乗せてあげられない事に悶々としています（実は）
『バレエの先生だから』やはり一定レベルに踊らせたい、と言うのが大前提項目になりがちです。

そんな頑なな意地になっていた時に、ベビー科達がルベランスを何度も練習している場面を見ました。
号令をかけながら何度も何度も。更衣室に入っている時でも、声が聞こえて何度も何度も。
嬉しそうにら楽しそうに。

はっとする瞬間とはこういうときです。
急ぎすぎてはないか、もう少し気楽にやりたい子、向上心の塊の子。
直球だけではうまくいかない、受け手とのバランスがあるはずなんです。

ベビー科達からは教えられる事、多々あります。

そして、今回しみじみ納得したことは、本人の踊りたい気持ちがあってこそコーチングの効果は飛躍します。そんな1人の生徒は、粘土細工が整形するように、美しくなりました。
成長記録を目の前で見る事が出来たのも嬉しい思い出です。

と言っても舞台という日常が少しずつ戻ってきて、これからまた何度も曲り角とアップダウンを繰り返す時間を積み重ねます♪
宿題はそれぞれの重みで手にした事でしょう。

いざ、頑張ろうね！




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