ロミオとジュリエットby英国ロイヤルバレエ団

この1週間、私に会った方は前のめりで映画"ロミオとジュリエット"を熱く語られたに違いない。
過去記事にもジュリエット役のフランチェスカ・ヘイワードの魅力を存分にあげて、まだ当時、日本での公開予定のなかった事に大いに憂いていました。
コロナ禍に二の足を踏んでいましたが、先日、思い切って出掛けた映画館はたった5人の観客でゆったり観れました。

公開当初、何度も観たトレーラーより数倍も数百倍もそれに魅了され、これを知らないで過ごしたらいつまでも後悔するだろうと思いました。

劇場で上演されるビューイングではなくて、クロアチアでロケを、キャストはカメラテストで監督が決定したという映画の中のバレエ物語です。
英国ロイヤルバレエのダンサーにより、超技巧のマクミラン版が踊り綴られます。それにしてもマクミランを踊る男性ダンサーは、何ともチャーミングですよね!

スクリーンに広がる風やホコリや夜露や、太陽や、が観客を実在のヴェローナの街に迷い込んだ気にさせます。

いちばん印象的なのは、あまりにも有名なバルコニーのパ・ド・ドゥ。もちろん主人公2人が素晴らしいばかりでなく、この場面の主役は"風"です!
スカートに風がはらみます。
付かず離れず、少しずつ距離を縮める2人の間を駆け抜ける風が気持ちよく、泣きそうになりました。
実はこのシーンの撮影日はフランキーの26歳の誕生日。そこにいい風が吹いて、印象的な名場面になったそうです。

脇を固めるダンサーも名キャスティングでした。少し若すぎる乳母は、いつもジュリエットを妹のような眼差しで包み込み、きっとお箸が転がっても笑う無邪気さをジュリエットと分かちあったのではないかな?
子犬がじゃれ合うような愛嬌のマキューシオは完全無欠のスーパーダンサーが物語に弾みをつけ、男前のティボルトとの対比がスパイシーでした。
ティボルト役のマシュー・ポールはマシュー・ボーン振付[白鳥]のストレンジャー役でもゾクッとする色気でしたが、この役も中毒性があり素敵。ヒール役は二枚目に限ると定義してしまう位。

そして、主役の2人は若葉の頃からの成長にお似合いの2人でした。
特にフランキーは、生まれたままのジュリエットでした。屈託がなく洗い晒しの魅力です。これは説明しようがないほどの、とにかくご覧あれです。


生徒達には古い恋物語は難しいけれど、是非観て欲しいです。
関西では神戸国際松竹が7/24〜のみの上映みたいです。まだ劇場サイトにも上映スケジュールが記載されていないそうですが、電話して確認済み。←もう一度でも観たいので。

劇場サイトをチェックいただき、是非シアターへお出かけください。

きっと私の話しが大袈裟でないと分かります

(画像は公式サイトより)


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