鉄の女 そして・ご理解いただき

日曜日の深夜にロイヤルバレエの"白鳥の湖"(改訂振付 リアム・スカーレット)を観てしまって寝不足になった方も多かったんじゃないでしょうか。
高田茜さんの美しい首のラインと小気味良い踊り、最近のお気に入りフランキーは残念ながらこの役では魅力半減と残念な気持ちで観つつ。
ワディム・ムンタギロフのちょっと下がった眉毛はトホホな王子にぴったり。だけど、正確で膨らみのあるバレエにしびれ。
なんと言っても圧巻は鉄の女 マリアネラ・ヌニュスです。音楽も空気もオーラも自由自在に彼女の手の内にあるかのよう。眼差しひとつで嵐が起こりそう。
もう一つの圧巻は美術。
ロイヤルがロイヤル然とした舞台でため息でした。

その後の"黄金時代"(こちらは再放送)
以前にこの中の「黒のパ・ド・ドゥ」を踊ったことがあります。アクロバティックなリフトに悪戦苦闘した悪夢が蘇りそうなので、こちらは退散してやっと寝ることに。
音楽はビッグバンドという感じで大好きなので、また振付けなんて出来たらいいなぁと思います。

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先日の賛助出演させていただいた折に、こんな風に言ってらした生徒のお母さまがいました。

主催のお教室から発表会記念に頂いたプレゼントのお心遣いが嬉しくて、しみじみ考えられたそうです。
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『バレエ始めて間もない頃は、賛助出演の方々の存在がよくわからなかったけど、会を盛り上げてくれて、プログラムを成り立たせてくれる大切な存在で…、こうして外部の会に参加させていただく事で、こちらに参加してくださる方々への感謝の気持ちも また改めて感じる事ができました。
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色々な経験が一人一人の成長につながっているんだな…。』

そうなんです。
やはりゲストダンサーとは違う賑わいと刺激をもたらせてくれます。せっかくの"ハレの日"の客席も華やかになります。教室の垣根を超えて横の繋がりもできて欲しいし。
気持ちよく賛助させて下さる先生方にも、感謝です。

今年は田島バレエも6月に第14回発表会を予定しています。賛助出演についてのお話を改めてする事は無かったのですが、こんな風にきちんと汲み取ってくれるお母様方がいるとは心強いです。

お家の方へ。
〜おねがい〜発表会にまつわるエトセトラ。
出来るだけ通常のペースを崩したくはないですが、それでもリハーサル時間が伸びたり、稽古日の調整などご協力をお願いする事になります。

すこしだけ、ゆったりした気持ちでご理解頂けますように♪




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