素晴らしい時間

家族で1日休みが合うなんて、そうある事ではありません。メンバーに誰も下調べをして緻密な計画を立てる発想がないので、アクティブ休日はないかな。でも、休みの日はすっきり目が覚めるのは、子供の頃から変わらない習慣です。


そしてお天気がよくて、少し暖かい春の日なら誰も彼も感謝したくなる。そんな休日がありました。唯一 、声を揃えて行きたくなる場所が《空港》✈︎✈︎✈︎✈︎✈︎

関空よりもより臨場感溢れる我らが”大阪空港”が大好きです。空港デッキも好きだし、飛行機のお腹が真上に通るあのフェンス沿いの場所もお気に入り。開放感溢れるパークもマストなスポットです。飛行機マニアでもカメラ小僧でも無いんですよ。だらだらと思いつくままに喋ったり、喋らなかったり。

とにかく特別な場所である事は間違いがなく、うちの17歳は『初デートで、空港に連れてきてくれたら100点!』だそうです。そんな状況には残念ながら未だかすりもしていないようですが。彼女の毎日はとにかく忙しい。神戸の山の上の学校から放課後はダッシュで大阪までバレエ、そしてお稽古&リハーサルで帰宅は深夜。お風呂に入ったら、もうあさ!(*_*)合間に本番も数多く。←ありがたいことです。お稽古のない日は、英会話へ通う日々。隙間時間でどう学校の宿題をしているんだろうと感心しています、実は。

だけど、今はそれをやり尽くす時期だと、よく理解しているのも本人。両立に空を見ても泣きたくなる時もあるけれど、自分で決着をつけているようです。大股で立ち上がる様も彼女の決意の表れのようで、眩しくもあります。
1つ叶えたい事があれば、10も20も我慢する事だらけ。そこへ向かおうとしている人たちは、みんな そこを越えていっているんです。やり方はゆっくりでも、人それぞれに。

飛び立つジェット機の後ろ姿を見ながら、半分本音半分空言で『早く大人になりたいなぁ〜。大人になって自由になりたい♪』なにもしないで居たいらしいです。
『でも、飽きちゃうね。すぐに』と私。『制約があるからこそ自由は楽しい。無制限の自由なんて、恐怖だけよ〜』と言葉を付け足しました。

若人よ、もがきたまえ(^-^)
泣きたくなったら顔を埋める清潔な枕を用意してあげる。吐きたくなったら、この耳はあなたの言葉を拾うから。
抱えるものが容量オーバーになったら、ほら、空港に行こう!!

(投稿:kazumi)

写真は『少女とピストル』