映像コラボ我的感想

この感想を綴ること、記事であげなくてもいいかなぁと思っていたので。サラッと流していきます。

過日バレエ×映像のコラボと題して新たなチャレンジが公演されました。新しい試みを思いつき、実行することは尊敬に値します。それが、自分にフィットするかどうかは別にして。。。

わたしは批評家でも評論家でもないので、ただのイチ舞台ファンとしての感想です。
ー映像によってぐんぐん世界に引き込まれた部分もありました!思いのほか気持ちがワクワク動いてる?という自分に驚きつつ。まるで…3Dアトラクションを体感してる様子に似ていました。
”くるみ割り人形”の世界を1時間というハイライトにまとめられ、ひじょうにスピーディーでした。とくにあまり観ることに慣れない方にとっては、サクッと観れたのではないでしょうか。叙情性という点では…もう少し味わいたい。でも視覚的に、この刺激(映像の展開とか、色彩とか…)に耐えられるのは私にはこの時間サイズが塩梅でした。

けれど。古典作品ならではの深みのある、立体的な世界の方がやはり沁みます。私は舞台スタッフさんたちがカンカン組み立てていく装置が好きです。なにか人の手が感じられる個所があると、ぐんと舞台の世界と近くなる。そんな気がします。
きっと作品やシーンによって、この映像ツールはうんと可能性を広げるかもしれないですね。お薬と一緒で使いよう?

ただ、雪の場は吹雪舞う景色が、よく訓練されたダンサー達の快活に刻むステップと相まって これは文句なく”コラボレーション”していたと感じました。

ー雪山に挑んでいくような。

ブリザード♪ブリザード♪♪

(投稿:kazumi)