festival !ヲオエテvol.1

festival。ヲオエテ  (前編:舞台以外のこと)

フェスティバルです。
お祭りなので しっかり準備をして、しっかり楽しまなければいけません。
週末のウィンターダンスフェスティバルはそんな気持ちで参加しました。劇場は発表会でお世話になっているいたみホール、周知のスタッフさんに軽く声をかけられ気持ちもほぐれます。'ホーム'という感じで田島バレエの面々も嬉しそうです。今回はたくさんの団体さんとひとつの会をつくり、また空間&時間をシェアしました。舞台のスペースでもそうだし、楽屋だって協力し合って使用します。いつも以上に舞台にまつわるマナーをお勉強して欲しいと思いました。やはり、現場で身に沁みこむものが本物だと思います。自分の出番だけよい結果を出そうとしていたら、周り、見えません。アンテナを張りましょうよ。たとえば楽屋の使い方、《上座/シモ座》のお話、わかったかな?人としてのマナー、知っていると 宝石くらい価値があるんだけどなぁ。
今回は楽屋も狭いので、初舞台のベビー科生徒もママ達には楽屋出入りを遠慮して貰いました。準備だけでなく、長時間の過ごし方もどうなるか…と見守っていましたが、それぞれ静かに時間利用出来るグッズだったり、'お昼はつまめる物を配慮して下さい’のお願い通り子供たちの荷物を整えて下さりママ達には感謝しています。手作りのお弁当は、子供の小さい口サイズにおにぎりも何もかも小さく楽しげです。愛情たっぷり!本当は小さいお子さんを預けてしまうのは、心配で仕方ないでしょうに。子供たちね、私やお手伝いのお姉さん達におすそ分けしてくれましたよ。
さて、ママたち。前日稽古で私が大きな声を出したのに、ものすごく恐縮されていますが怒っている訳ではなく お願いなので^_^;
(私はママ達にだって、キッパリ言っちゃうんです)
よくご父兄は『厳しくして下さい』とおっしゃいます。が、厳しくするには意味がないと子供は聞きません。そして、聞く耳を持つベースには、やはり日常だと思います。お行儀の悪いとき、放置する方が実は楽なんです。だけどね…。やはり可愛いから、生徒たち。これからの時間(未来)、どこにいても、必要なことでしょう。
 
つけ教室ではありませんが、師弟関係で成りたつバレエの環境だからこそ身につくマナーは本物だと思います。
私だけでなく、色んな声が耳に留まるようになって欲しいです。そして、素直に。お手軽に手に入る品性なんて無いんじゃないかしら。
お話しが横道にそれました。
時間や空間がタイトな中 、滞りなく進行出来たのは、サポートに回ってくれたジュニア生2人の活躍。出番時間を逆算して衣装、頭飾り、小物などから客席への引率。また、出番までの袖での待機。しかも他の団体さんにご迷惑にならないよう。もうすぐ出番の子供達の興奮を一手に引き受け、上手に時間やりくりをしていました。出番の終わった生徒もたくさん手伝ってくれました。今までぼんやりとやり過ごしていた事を、声に出して注意したり声をかけたり!彼女達も自分から発する言葉によって再確認したこと、いっぱいあるのではないでしょうか。もう安心して任せられる強力サポーターでした。終演後は放心、翌日はお昼まで寝ていたという位どっと疲れたみたいです(^-^)
この子達だって、ついこの間まで楽屋でお菓子ばっかり食べていたチビリーナだったのです。よ♪
長くなりました。
舞台の中身の感想は次回に。。。to  be  continued
(投稿:kazumi)