素敵なお話『バーキンからトレーラーへ'』

 Roulottes/ルーロット って、ご存知でしょうか?
ウェディングのための小さな移動式チャペルだそうです。もともとはジプシーから発祥ということで、もうこれだけでロマンがひろがりませんか。トレーラーを改造した'走る教会'は、きっと特別ないちにちの特別な想い出をつくるはずですよね。そのプロジェクトを勧めて、実現させた方の 素敵なお話を紹介します。


今では憧れバッグの代名詞になってしまったバーキン。由来は、ジェーン・バーキンが普段使い使った所以からその名がつきました。ニュアンスがあるフランスの愛人が私は大好き。そして、このお話こそバーキンスタイルだと思います。

きっとジェーンも煙草の煙の向こうで、この'気に入りの出来事'にうなづく事でしょう。




【バーキンからトレーラーへ】

ジェーン・バーキンに憧れています。あの無造作なセクシーさ、ゲンズブールでなくてもジュテームです。

私は生まれ変わらないと無理だけど、あわよくば娘だったらまだ未来があります。

エルメスの社長が飛行機でジェーン・バーキンに居合わせ、籠に日用品を入れて持ち歩いているのを見てプレゼントとして作ったバーキンバッグ。

若い子がバーキンバッグ持ってたら不釣合いだけど「母が使っていたバーキン」だったら許されるのではないか。娘が生まれた時にそんな思いで始めたバーキン貯金。自分の作った縫製作品やドレスのお金を少しずつコツコツためていました。

…そ、それを私はトレーラーにします。

バーキン貯金の銀行に、融資をお願いしました。

娘にトレーラーハウスの模型を見せたら、こんな絵と手紙をくれました。

「おかあさんのかんがえていることはすごくいいからはやくせいこうしたところを見たいよ。あのいえかわいくてびっくりしちゃったぐらいだよ。」

(T_T)

娘よ、ゴメン!「母の使っていたバーキン」はトレーラーになってしまうけど、きっとわかってくれる…よね。Je t'aime♡

https://readyfor.jp/projects/roulottes/

↑こちらでは、移動困難者のためのチャペルという切り口で物語公開中!


*以上 ルーロットFBより。


本物は、受け継がれ伝承されてこそ価値があるというものです。
私もこの素敵な母子にジュテームです!
(投稿:kazumi)