スタジオ風景

今日はイチゴの日なんだとか。
(いつからこんなに○○の日が増えたのか)
に、ちなんでルビー色の美味しそうな苺を頂きました。
あまりにも美味しくて毎月イチゴの日があればいいのにね!

日曜日のレパートリーでは、インフルエンザから回復の小学2年生がスタミナと気力も病み上がり状態でやって来ました。可哀想にカリカリの身体がまた一段と小さくなって、お衣装も詰め直さないとという感じです。
思うようにリハーサルが出来なかったのが悔しかったのか、お家でたくさん考えてきたのでしょう今日のレッスンはつま先に花が咲いたようでした。

目から汗が出るほど悔しい気持ちを通過した子は、いつも次の時には必ず何かしらの答えを自分で見つけて来ます。クールな子ほどその振り幅は広いけど、いつも自分で決着をつけてきたので涙を見てもあんまり慌てません、わたしは。

かつてジュニア生だったMちゃんはその最たる例で、お稽古でもたまに悔しくて仕方がないと言った風に涙をためていましたが、ある時はコンクールの舞台袖の待機時にあまりの緊張感に突然泣き出すという場面がありました。近寄りすぎるともっとパニックになりそうなので、付かず離れず距離を取りながら見守っていました。
自分で気がすむまで泣いて、深呼吸して、そう時間を要することもなくちゃんと立て直しました。

メソメソは困るけど、感受性豊かに出る涙は好きです。懸命に涙を堪える子も好きです。
何かふつふつとマグマのようなものを溜めている子と向き合うのは、楽しいことです。