それぞれのinスイタと今さらながらのデビュー

花散らしの雨の金曜日。

いよいよパステルピンクの世界ともさよならかな。
先日 毎年チャレンジしていますバレエフェスティバルinスイタにキッズ&Jr.生が参加させていただきました。
前回のブログでも書いていましたが、少しずつ舞台への向き合いかたが成長出来たかなぁ?の中学生達。「悔しい」の感じ方はみんなそれぞれで、うんと集中してお稽古もやりきった子の「悔しい」は清々しいです。
次は7月に向けてシフトチェンジしてね。
そんな中、今回でお休み期間に入る子も。
ベビー科から足かけ7年も一緒に踊った幼馴染の3人。
いつも3人一緒でした。
しっかり者と元気な女の子に、シャイな男の子。思春期の入口であろう年齢でも、変わらない景色の3人。
その中のひとりが転勤でいっとき離れてしまいます。
最後に一緒に踊りたいというあの子達の思い出づくり。また戻ってきた時に踊れるようにそれぞれの場所でレッスンしていようねと励ましました。
学校の友達は卒業すると関係も終わってしまう事がありますが、小さい時から3人で育んできたモノはずっとあの子達だけの宝石です。
舞台が終わっても、出発ギリギリまでお稽古に来るというNちゃん。嬉しいです♪
そして優先順位を勉強にして、一旦お休みする中学生も。いままでより緊張もし、踊りたい!と決意した彼女のバリエーションはそれまでのどの場面でも観た事のないような表情や音楽性がありました。テクニックは心配していませんでしたが、こんなに気持ちを乗せると幾重にも色が香るんだと目撃した思いです。
本人も達成感とともに楽しんだと、しみじみな感想でした。仲間にも恵まれて舞台袖からのテレパシーも感じながら、幸せそうでした。
ベビー科時期から私に預けてくださったお母さま、ありがとうございます。しっかり自分の意見を言える(踊れる)女の子になりましたね。
最後に彼女がくれた言葉は「これからもよろしくお願いします」です。
2人とも。
ここはホームだから、やりたい事に出掛けて、また帰ってきたらいいよ。いつでも!
寂しいけど、未来はきらめいてる、悔しいけど、ヒントは見つけた。そんなふうに織り交ぜカレンダーはずっと続いています。
そして、追伸*
今更ながら、田島バレエInstagramデビューしました。よかったら、みつけてください。