BLUE CELLOPHANE 〜『突然嵐のように』〜


少しずつ、発表会リハーサルの様子もアップしていこうかな。

◆BLUE CELLOPHANE  -Duke" Ellington7pcs◆は7つの他愛もないシーンで構成されています。
けれど、1こずつ小さな物語になっていればなぁと思っています。
全員が名前をもった主人公で。
全員が一癖も二癖も、性格があるという風に。

大人の遊び場にふと迷い込んだ男。
彼はスノッブで、とてもスマート。この場での立ち振る舞いに細心の注意を払い、ゆっくりと流れるこの空気を掻き乱すことはしない。丁寧なお喋り、レディと頬寄せあう距離感も大切に。


訪問者(又はトラベラー)である彼を見つけると、鼻を鳴らして好奇心いっぱいに近づくレディ達。
でも、ひとたび同じステップを踏み、ハミングすればもう気心の知れたチャーミング*トリオに。

いく度か3人が腕を組み闊歩する振付けは、トリュフォーの映画”突然炎のごとく”の主人公達を連想しました。こんな風に私自身にしか分からないヒントが随所にあります。
とても、とても、愉しい。

昨日はそのセクションの振付けでした。
私にとっても、教室にとっても恩師である夏山先生が登場くださいます。
この大人だけの作品を、ウィットに富んだ遊び心で踊ってくださいます。世界の桧舞台を踏んだ人が、ヒラリと軽くわたしの目線に降りて来てくださる素敵さ。
根っからのダンサーなのです。

こんな風に輝かしい経歴も度外視しして、軽やかにそして誠実にダンサーである夏山先生から
人生の上級者の大人ビギナーさん達まで。
バレエへの距離感は違っても、みんなデューク・エリントンが繋げてくれました。
知るたびになんて魅力的な人達でしょうか。

27名が◆BLUE CELLOPHANE  ◆という同じテーブルにつきました!

さぁ。語らい 、スゥイングして、終わらない夜を愉しみましょう!

6/3  この夜は必見かもしれません🌙
ご来場お待ちしています。

(投稿:kazumi)



画像お借りしました。